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音楽OP : 薔薇は美しく散る / 鈴木宏子
ED : 愛の光と影 / 鈴木宏子
キャスト/製作陣声の出演: オスカル (田島令子)
声の出演: アンドレ (志垣太郎)
声の出演: マリー・アントワネット (上田みゆき)
声の出演: フェルゼン (堀勝之祐)
声の出演: フェルゼン (野沢那智)
声の出演: ジェローデル (三景啓司)
声の出演: アラン (山田俊司)
声の出演: ロザリー (吉田理保子)
声の出演: ジャンヌ (松金よね子)
声の出演: ルイ16世 (安原義人)
原作: (池田理代子)
アニメーション制作: (東京ムービー新社)
音楽: (馬飼野康二)
作画監督: (荒木伸吾)
作画監督: (姫野美智)

第1話 オスカル!バラの運命

ジャルジェ家の14歳になるオスカル・フランソワは、息子のいない父親に男として育てられてきた。そして、オーストリアから迎える、国王の孫の花嫁であるマリー・アントワネット付きの近衛隊長に任命される。

第2話 舞え!オーストリアの蝶

アントワネットがフランスにやって来る日、花嫁を引き渡すライン川中立地帯には不穏な動きがあった。警戒するオスカルたちだが、アントワネットの我がままに付け込み、替え玉が仕立て上げられてしまう。

第3話 ベルサイユに火花散る

14歳のアントワネットはベルサイユ宮殿の華となったが、宮殿では、現国王・ルイ15世の愛人であるデュ・バリー伯爵夫人が権力を振るっていた。やがて、アントワネットとデュ・バリーの対立は激化していく。

第4話 バラと酒とたくらみと…

宮廷の人気者・オスカルをデュ・バリー婦人の味方にしようとする策略は、オスカルの母がアントワネットの女官となったことで、アントワネットの勝ちと噂されていた。そんな状況にオスカルは嫌気がさす。

第5話 高貴さを涙にこめて…

デュ・バリーの怒りは国王も動かす。一方、王太子失墜を狙うオルレアン公は、キツネ狩りを利用して王太子暗殺を計画するが、失敗。アントワネットはオスカルの忠告もあり、デュ・バリーと和解することにするが…。

第6話 絹のドレスとボロ服

王太子の結婚から3年。アントワネットがパリを見たいと言いだした。パリを下見するオスカルたちは、民衆の貧しさに心を痛める。パリの下町では、ジャンヌ、ロザリー姉妹が病気の母親を助けて働いていたが…。

第7話 愛の手紙は誰の手で?

王太子は、アントワネットに気後れして彼女の相手をあまりしない。淋しさと退屈から、アントワネットはお忍びでオペラ座の夜会に出掛ける。そこで彼女は、スウェーデン貴族・フェルゼンと運命の出会いを果たす。

第8話 我が心のオスカル

一介の馬丁であるアンドレは、幼なじみながらもオスカルを遠い存在に感じていた。そんな頃、アントワネットを乗せた馬が暴走。間一髪でオスカルが救出するが、過ちを指摘されたアンドレは死刑を宣告されてしまう。

第9話 陽は沈み陽は昇る

国王・ルイ15世が天然痘により、死の床に就いた。デュ・バリーは自らの地位と存在を懸けて、アントワネットと仲直りしようと画策するのだが、ベルサイユから追放されてしまう。そして、国王は逝去し…。

第10話 美しい悪魔ジャンヌ

新国王の戴冠式が執り行われて、アントワネットもフランス王妃となった。また、国民は地味な国王に期待を寄せる。その頃、ジャンヌは拾われた貴婦人の元で、貴族としての素養を身に付けていた。

第11話 フェルゼン北国へ去る

アントワネットは権力と自由に浸っていた。彼女の推挙によってオスカルも近衛連隊長に昇格。だが、アントワネットの勝手な振る舞いに、貴族たちの間には不満が生じる。また、それをド・ゲマネ伯などが煽っていた。

第12話 決闘の朝オスカルは…?

フェルゼンがいない淋しさを紛らすかのように、アントワネットの傍若無人ぶりはエスカレート。オスカルは民心が離れることを心配する。また、オスカルは、貧民を虫けらのように扱うド・ゲメネ伯が許せず…。

第13話 アラスの風よ応えて…

ド・ゲメネ伯との決闘で謹慎処分が下ったオスカル。領地の視察に出掛け、そこで領民の貧しさを知る。また、法学生のロベス・ピエールと出会ったオスカルは、国民が王室に失望を抱き始めていることを知る。

第14話 天使の秘密

オスカルは、貴族と平民の落差に心を痛めていた。宮廷ではポリニャックの待遇が貴族の妬みを買っていたが、彼女はアントワネットを巧みに操る。一方、パリではロザリーの元に母が馬車にはねられたと知らせが入る。

第15話 カジノの伯爵夫人

世継ぎを産まないことでアントワネットへの風当たりが強くなると、ポリニャックは彼女を説得してうその懐妊を発表する。アントワネットはその重圧に心を痛めていた。ポリニャックはアントワネットをカジノに誘い…。

第16話 母、その人の名は…?

間違えてオスカルの母を襲ったロザリーは、オスカルの屋敷に引き取られた。仇討ちを手伝うと約束したオスカルはロザリーに剣を教え、宮廷で必要な教養を身に付けさせる。そして、彼女は舞踏会に出席し…。

第17話 今めぐり逢いの時

舞踏会に出向いたロザリーは、母を馬車ではねたポリニャックを見て隠していた剣を握り締めたが、オスカルの制止で剣を納める。また、オスカルは彼女から産みの母親は貴族だったらしいと聞かされて…。

第18話 突然イカルスのように

賊に襲われたオスカルたちを4年ぶりにフランスに舞い戻ったフェルゼンが救う。舞踏会でフェルゼンと再会したアントワネットは、胸の高まりを抑えられない。それはフェルゼンも同じだったが、衝撃の発言が飛び出す。

第19話 さよなら妹よ!

ポリニャックは、娘・シャロンの政略的な結婚話を進める。一方、アンドレが突き止めたロザリーの産みの母はポリニャックだった。ロザリーは憎しみをさらに募らせ、ポリニャックの馬車を襲って彼女に銃口を向ける。

第20話 フェルゼン名残りの輪舞

アントワネットとフェルゼンの関係は、パリ中に知れ渡っていたが、オスカルもフェルゼンへの忍ぶ思いを隠し通していた。耳目を噂の2人からそらそうと、オスカルは初めて正装で舞踏会に現れてアントワネットと踊る。

第21話 黒ばらは夜ひらく

夫・ニコラスと偽貴族にのし上がったジャンヌ。ローアン大司教のアントワネットへの恋慕を利用して騙し取った金で、オスカルを収賄しようとする。ロザリーは、そんな姉の行動を密かに心配するのだが…。

第22話 首飾りは不吉な輝き

アントワネットの元に現れた宝石商が、あまりに高価過ぎて買い手のない首飾りを買い上げるよう懇願。だが、アントワネットはそれを断る。やがて月日が流れ、アントワネットは世継ぎを出産するのだが…。

第23話 ずる賢くてたくましく!

ジャンヌが作った偽契約書とも知らずに、首飾り売買の保証人になってしまったローアン。宝石商は代金を宮廷に請求してきた。身に覚えがなかったアントワネットは、ジャンヌ、ローアン、宝石商の裁判を要求する。

第24話 アデュウ、わたしの青春

謎の男の手引きによって脱獄したジャンヌは、ニコラスと隠れ家にこもって、王妃の同性愛を暴く本を執筆し、パリの市民を虜にしていた。またこの本には、オスカルの名も上がっていたため、ロザリーは心を痛める。

第25話 かた恋のメヌエット

アメリカ従軍から帰ってきたフェルゼンは、アントワネットが心配で堪らない。そして、国民の王室や貴族への不満の高まりを知ると、アントワネットの元に戻る。そんなフェルゼンに、オスカルの心は揺れ…。

第26話 黒い騎士に会いたい!

オスカルは、貴族を狙う義賊・黒い騎士を捕まえようとするが、同時に夜中に出歩くアンドレを疑う。そして舞踏会の夜、黒い騎士が現れた。それを追ったオスカルはパレ・ロワイヤルの近くで何者かに殴られてしまう。

第27話 たとえ光を失うとも

オスカルは黒い騎士を追い詰めるが、アンドレが目を傷付けられてしまい、取り逃がす。失明の危機があると医師に言われて、オスカルは単身パレ・ロワイヤルに乗り込むのだが、逆に罠にはまり、捕まってしまう。

第28話 アンドレ・青いレモン

王太子が病で倒れたのは自分のせいだと考えたアントワネットは、フェルゼンに会わないと神に誓う。一方、フェルゼンは舞踏会で出会った貴婦人がオスカルだと見抜いていた。だが、オスカルは彼への思いを断ち切り…。

第29話 歩き始めた人形

一層激しい勤務を求めて、衛兵隊B中隊の隊長への転属を志願したオスカル。「もう、お供はしなくていい」と言われたアンドレだが、彼女を守れるのは自分だけだと、自身の意志で衛兵隊に入るのだった。

第30話 お前は光、俺は影

テロリストが貴族を暗殺し続けていた。オスカルはテロリストを捕らえようとするが、衛兵隊員は女隊長の命令を聞こうとはしない。さらに隊員たちは、アンドレを貴族の犬だと蔑み、リンチにかける。

第31話 兵営に咲くリラの花

パリ市中特別警戒の中、オスカルが率いる衛兵隊はスペインのアルデロス公一家護衛の任務を命じられていた。ところが、衛兵隊員の中にテロリストの仲間がいたために、オスカルは殺されそうになってしまう。

第32話 嵐のプレリュード

オスカルがブイエ将軍へ口添えしたことで、ラサールは釈放された。また、班長・アランの妹の結婚も決まり、幸せな空気が流れる。そんな中、オスカルとアンドレは将軍に礼を言うためにパリへ向かうのだが…。

第33話 たそがれに弔鐘は鳴る

オスカルは病床の王太子・ジョセフに会いに行く。そして、王太子の精一杯の愛の告白にオスカルは微笑を返す。一方、市民が待ち望んでいた三部会が開催されるが、開会式で王妃のための拍手は起こらなかった。

第34話 今“テニスコートの誓い”

三部会の話し合いは平行線をたどり、平民たちは国民議会を発足させた。また、オスカルの隊には三部会の入口を閉鎖するよう命令が下る。締め出された議員らはテニスコートに集合して、国を変えると誓いを立て…。

第35話 オスカル・今・巣離れの時

近衛隊の突入は防いだが、オスカルは謀反人となってしまう。父・ジャルジュ将軍はオスカルに剣を向けるが、アントワネットが恩赦を与える。だが、銃殺刑が決まった部下のためにオスカルはベルナールに力を借り…。

第36話 合言葉は“サヨナラ”

胸を患っているオスカルは、早急に肖像画を描かせることに。一方、王の軍隊がパリ市民を威圧していた。ベルサイユでも国民議会を支持する気運が見られるが、アントワネットは王政改革に反対を示す。

第37話 熱き誓いの夜に

オスカルは長くても半年の命と診断された。またアンドレの失明も、時間の問題だと判明。オスカルの肖像画が完成するが、アンドレの目は、それを見ることができなかった。そして、衛兵隊に暴徒鎮圧の命が下り…。

第38話 運命の扉の前で

アンドレと共に革命に参加することを決意をしたオスカルは、衛兵隊を辞めると宣言。すると隊員全員が、オスカル指揮の下、一緒に戦うことを誓う。そして革命が始まると、オスカルは軍に先制攻撃を仕掛け…。

第39話 あの微笑はもう還らない!

アンドレは、微笑を残して返らぬ人となり、オスカルは絶望の淵に立たされる。そして、7月14日の朝は明けた。バスティーユの大砲が市内に向けられたことで、市民たちは自らの意志で戦闘を始める。

第40話 さようなら、我が愛しのオスカル

敵の凶弾に倒れたオスカル。その一時間後、バスティーユは白旗を揚げる。そして、民衆によって貴族は次々と死刑にされ、王政は廃止された。ルイ16世とアントワネットも断頭台に掛けられることに。

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